ビック光の通信速度は本当に遅いのか?
ビック光の通信速度。
思ったよりもレビューが少ないので、人柱になったぼくがお話しようと思います。
結論から言います。
「調子悪いときもあるかもしれませんが、コスパ最高なので許します」です。
通信速度はどれくらいあればいいのか
実際、どれほど通信速度が早ければいいのか。
インターネットで通信速度が出なくて一番ストレスがたまるシーンってのは”動画”だと思うんですよね。カクカクし始めた時点でお察しって感じですね。
じゃあ、どのくらいの通信速度が出てれば動画をサクサク観れるのか。だいたい20メガbpsくらい出ていれば問題なくHD画質の動画が再生可能です。
100メガbpsとか、300メガbpsとか、必要ないです。マジです。
誇大広告では?
宣伝では、光で1ギガbpsの通信速度が出るといいますよね。あれ、詐欺に近いと思うんですよね。理論値ではっていうじゃないですか。
じゃあ現実はどうなのってなると、せいぜい30メガbpsとかそんくらいじゃないですか。もしかしたらもっと早い地域もあるかもしれませんけど、500メガbpsとか出てるとこなんてないです少なくともぼくの地域では。
どんだけ遅くても良いのかって思うんですけど。宣伝と全然違うじゃないですか。ましてや、ルーターとかの知識がなければたとえ1ギガが出たとしていてもそのルーターで150メガとかになっちゃってる可能性もあるわけで・・・(それはユーザー側の問題ですが・・・)
さらに集合住宅などでたくさんの人が使っていると1ギガの回線をみんなで分けて使うので、遅くなります。
ケーブルだって関係あります。LANケーブルのカテゴリが6以上じゃないと1ギガでませんから要注意です。
とにかく、いろんな要素で通信速度は決まってきます。だから商品にも小さく”実測とは異なります”とか”理論上”とか、”最大”とか・・・色々と逃げ道を作っているんだよね。こういう商売って、化粧品関係とか投資関係とにていますよね。
よくわかっていない人相手に契約をゲットするって感じが手法として成り立っちゃいますよね。代理店側も。そういう売り方ばかりじゃないとは思いますけど。
まぁ、基本は顧客からの質問がなければもちろん必要以上の説明はしないでしょう。
自分が営業マンだったらやっぱり契約してほしいし、デメリットや無意味な説明はしないでしょうね。
インターネットを何に使うか
まず、50メガ以上の通信速度は普通の生活で必要としませんよ。一般人は大丈夫ですホント。ADSLでも十分って場合が大多数です。
一般人はメールとネットサーフィンができれば全然OKでしょう。そんなのに1ギガbpsの通信速度は不要ですよ。全然いりません。
しかも、大容量の動画データや画像データ、音楽データ等をインターネットを介して操作することがなければ、通信速度は20メガbpsくらいでていれば余裕があるくらいです。
つまり、回線の速度で一番大切なことは「自分は何をするか」ってことです。
あらゆる商品でも同じですが、この軸が決まってないと失敗します。お試し気分でやる場合は全然いいんですが、”こうしたい”という一つの思いがあって、結果がついてこなかった場合は最悪の気分になります。
1Gbps(理論値)で契約が必要なパターン
- クラウドを頻繁に使う
- 写真の転送を頻繁に行う
- 写真のサイトを頻繁に見る
- 動画の転送を頻繁に行う
- 動画サイトを頻繁に見る
- 音楽の転送を頻繁に行う
- 音楽のダウンロードを頻繁に行う(iTunesなど)
これらを快適に行うのであれば必要でしょう。
ネットゲームする場合も必要ですかね。
通信速度を何日かに分けて測ってみた
これです。
ちなみに、ぼくの回線は1Gのプランではなく、200Mbpsのままで契約しています。1Gのプランにする工事はいつでもプラス2000円くらいでできるので、ケチってしまいました。
1Gにする必要はないと思ったので無駄なお金は使わないことにしました。
2016年1月16日(開通初日)
この速度で、HD画質の映画などは普通に見れました。ストレスを感じることは基本的にありませんが、早送りや巻き戻しを頻繁に行った場合、ストリーミングに時間がかかるときがありました。
このくらいの速度があれば一般家庭であれば全然余裕があります。このときはビック光に切り替えて安くなり、速度も変わらないのでホッとしました。
2016年1月20日(慌てて記録しました)
ななななんと、この日とうとう悲劇が起きました。ダウンロード速度が約1Mbps。これは遅い。つらい。さすがにこの速度で動画は無理です。
このときはそれはもう落胆しました。もう転用してしまったのですから。「失敗した」そんな言葉が脳裏に浮かびました。なんて不安定な回線なんだと。いや、回線というよりもそのプロバイダーの話なのか・・・原因がわからないので途方にくれました。
2016年2月14日(バレンタインデー)
1月20日の悲劇から約一ヶ月。あれから極端に速度が落ちることはありませんでした。あれほど速度が落ちるのは、たまたまの出来事ってことらしいです。
HD画質で動画を見てもサクサク見れますし、ネットでマルチプレーヤーゲームも全然できてます。
いや、本当によかった。。。
まとめ
ビック光は1Gプランでなくても十分な速度がでます。全然大丈夫です。動画もサクサクですし、家庭用ゲーム機でネットを介したマルチプレーヤーゲームも問題なくできます。
ぼくが言いたいのは、
- インターネット利用の目的を明確にすること
- 1Gbpsも要らない(まじで)
- 転用は安くて性能も必要十分でている、コスパ最高
ということです。
転用後、1日だけ回線がものすごく遅くなりましたが、ぶっちゃけNTTだった頃もこういったナゾ事象はありましたよね。だから許します。むしろ、料金はめちゃ安いし、怒る範囲ではありませんね。
この、ごく小さな出来事が気になってしまった人は、転用はしないで現状の料金を払い続けるほうがいいかもしれませんね。