くっそ汚い部屋を、掃除機と雑巾を使わずに5分で片付ける方法を考えた。
部屋が汚い。
部屋が汚いと日々のやる気も出ない。たぶんこの記事の読者は、汚部屋からアクセスしているに違いない。もちろん、記事を書いている私も片付けは苦手だ。面倒なことが嫌いな性分なので、すごくシンプルな方法で汚部屋を綺麗にする方法を考えたのである。そんなメポスメソッドを今日は特別に公開しよう。
さぁ、汚い日々とさよならグッバイアデウス。
部屋が汚い原因はなんだ?
「真実はいつもひとつ!」と、言われているように何事にも原因はあるのだ。読者の皆様、一度モニターから目を離して後ろ、左右に首を振って欲しい。何が視界に入っただろうか。
こんなものが生えていたらアウトだ。
なぜこんな生物が繁殖するまで放置してしまったのか。(いや、さすがに読者でここまでの玄人はいないか。。。)ここまではっきりと見えなくても、きっと胞子等は空気中に俟っているはずだ。こうなったのも日々の積み重ねの結果、つまり過去の自分せいなのだ。
- 洗濯を溜める
- 掃除機をかけない
- 雑巾がけをしない
- 整理整頓できない
- 食器を洗わない
- 空気の入れ替えをしない
他にもいろいろある。
少々厳しいことを述べさせてもらうが、客観的に言うと「だらしない」の一言である。(ウっっぅゥ、僕の胸にも突き刺さる・・・)
汚い環境が引き起こす恐ろしい現実
汚い環境に慣れてくると、何も感じないのである。~住めば都~そんな言葉で片付けてしまうのだ。しかし、現実をよく見てほしい。
カビの胞子が部屋中を漂う
特に梅雨の時期は感じることもあると思う。習字セットを入れている箱を開けたときのような匂いそんな匂いが部屋でしてきたら、そいつはたぶんカビです。
「くっせぇ!」
カビは様々な病気を引き起こす原因となるのです。人体に害をもたらすカビの種類と作用の例です。
- アスペルギルス:気管支肺アスペルギルス症
- アルテルナリア:気管支喘息、アレルギー性鼻炎
- アフラトキシン:発がん性物質を撒き散らす
- クリプトコッカス:肺炎、髄膜炎
- トリコスポロン:夏型過敏性肺炎
症状は重いものから軽いものまで様々ですが、咳が出るようになり、風邪だと思って長く放置するとまれに死にいたる場合があります。
「虫」 小さなものから大きなものまで
目に見える脅威から、目に見えないものまで。早速確認しましょう。
- ダニ・ノミ
チリダニ、ツメダニ、コナダニ、これらのダニが布団や絨毯、ラグの中にびっしりと潜んでいます。やつらの成長周期といったら、卵から成虫まで10日~1ヶ月です。(種類により異なります)まず、布団の中には数万匹~数百万匹いるようです。もちろん、枕にもです。想像するだけで気持ち悪いでしょうが、寂しがり屋さんには良いお知らせすね。こんなにいっぱいお友達がいれば、一人の夜も枕を濡らさずにすみます。
なんと、アレルギー原因の1位はダニと言われています。ペットを飼育している方は「ノミ」にも気をつけたいものです。
- ゴキブリ
黒い羽と茶色い羽のあいつです。一部の国では食用もあるようですが。。。菌をまとった体で家中を歩き回り、舐めまわします。夜行性であれば、昼間見かけなくても夜な夜な壁にへばり付き、流しの水を飲んでいます。
「あぁ汚らしい!!なんて汚らしいの!」
なんて思うかもしれませんが、実はそんなに汚くないんです。確かに人間との共通感染症を運ぶこともありますが、そんな菌自体が今はあまりありませんし、保菌率人間の洗っていない手と同じかそれ以下です。ゴキブリの体にまとわれている油は、抗菌作用があるのです。ただ、ハエや、犬、猫、人間の手でも同じですが食中毒などに関連する菌には気を付ける必要があります。ゴキブリを触った後は、手を洗いましょう。不快害虫として、精神面でやられる可能性が高いため、苦手な人は要注意です。
さぁ、掃除機も雑巾も使わない掃除を始めようか。
これだけ気持ちの悪い話を聞けば、そろそろ掃除をしたくなってきたでしょう。(大半スクロールしてきた人は再度読み返して命の危険を確認しましょう)今回紹介するのは掃除機とか、雑巾とか、そんなのはあとからやります。
そう、とにかく今はごちゃごちゃした「物」を片付けるのが先決。
【準備するもの】
- 片付け用の箱(員数:必要に応じて)
- 使うものを入れる箱(員数:大きめの箱1つ)
- ゴミ箱 or ゴミ袋
これだけ。本当に簡単でしょ?箱はダンボールでもいいし、プラケースとかでもいい。
【掃除の方法】
掃除するエリアを決める。(掃除ができないブラザー達は一日一箇所がちょうど良い)
- 明らかなゴミをゴミ箱 or ゴミ袋へ。
- 掃除するエリアのものを全て片付け用の箱にブチ込む。
- 箱に掃除エリアの名前を書く
以上。簡単!何も考えずに無心で箱に入れる(ブチ込むという表現を使わせてもらいました)ということが一番大事!
この3つの手順で、いとも簡単に整理ができます。もちろん、急な客人が来たときも同じテクニックが使えます。応用としては、箱を同じ形でそろえたり、中身の見えない箱でかっこよくディスプレイしたり。応用編も次回紹介します。
で、全部何も考えないで箱に入れたので、探すときは必ず出てきます。そのとき必要になるのが「使うものを入れる箱(員数:大きめの箱1つ)」です。
例えば、テレビのリモコンを探して、片付け用の箱から見つけた場合、それは良く使う物であることが分かるので使うものを入れる箱に入れます。
そして、その箱に入っているものを後日収納を考えて収納していくわけです。数日経った後、片付け用の箱に残っているものはその殆どが使わないもの。売るか捨てるかしましょう。
その過程についてはまた別の記事で紹介します。
掃除の日の一例
僕:「さーて、今日は机を掃除しよう。」
僕:「ゴミをゴミ箱に入れて、後は全部箱に。」(ガサガサガサ~)
僕:「後はウェットティッシュで拭いて、、、」
・・・・・・・・・略
僕:「あ、リモコンどこだ?」(片付けた箱を探す)
僕:「あった!・・・・これは良く使う物だからこっちに入れておこう!」(使うものを入れる箱に入れる)
という感じです。
まとめ
どうだったでしょうか。これならめんどくさがり屋な人でも簡単に掃除できちゃいます。あとは拭いたり掃いたりすればいいだけです。拭いたり掃いたりっていうのは掃除できない人からすると結構苦痛なので後回しでもぜんっっっっっぜん良いと思いますよ!ここから先はハードルが上がる(上がっても普通の人レベルね)と思われるのでまた次回に説明します。
掃除をする!と思ったときにまず行動に移すということが本当に大切です。全て箱に入れて広くなったスペースを見て、達成感を感じてください。それが、まず第一歩です。
さぁ、掃除を始めよう!