趣味でDIYが流行っているようだが、趣味でやっているわけじゃない。
かなり日中はポカポカとした気持ちのいい季節になってきました。個人的にはもうTシャツOnlyで生活できます。上着不要です。
さて、今日は巷で流行っているDIY(Do It Yourself)について。
ちなみに、ぼくはDIYしてます。
より暮らしやすい家に。
家具ってなかなか家に合うものを見つけるのが大変なんですよね。だったら丁度いいものを作っちゃいましょうって話です。
ただ、作ると言っても知識や工具や技術が必要になるので、それだったら買ったほうが早いんですね。でも、家に合うものはなかなか見つからない・・・そんなジレンマに陥ります。
ぼくがDIYをする理由。
「お金がないので作ります。」
これに尽きます。ほんとこれしかないです。家具にまわすお金を捻出することが惜しいと感じてしまうので、必要になったら必要になった家具を作ります。(もちろん、買うこともありますが、格安で売っているものしか買いませんよ!半額セールとか。)
我が家のコンセプトは、「安くていいものを」という矛盾に立ち向かうことなので、”自分で出来そうなものは自分でやる。”という選択をしています。
DIYのメリットとデメリット
自分で作ることのメリット
- 家にマッチする家具を作ることができる
- 自分好みに自由になんでもできる
- コスパが良い
- 完成した時の達成感を得られる
自分で作ることのデメリット
- 初期投資が必要
- 時間がかかる
- 疲れる
と、こんなところでしょうか。家具を作る時間で、小銭を稼ぐことができれば良いのですが、そのようなスキルは持ち合わせていないので・・・作ります。
必要な知識はインターネットで。
どんな色にしようか、どんな形にしようか。こんなことを考えるのも確かに楽しいと感じることもあります。家具を選ぶのと同じで、ワクワクしますよね。
形や色は実際に家具屋さんに見に行ったり、ネットで画像検索したり、インテリアのアプリも使ったりします。ぼくはRoomClipというスマホアプリを使っています。お洒落なインテリアの画像がたくさんあります。自分には残念ながらセンスがありませんので、センスがある方の家具を参考にしています。
と、家具の形と色が決まったら、次はそれに必要な材料と、工具、組み立て方を調べなければいけません。
イメージが固まったところで、仕様決めといったところでしょうか。寸法は必要な大きさをメジャーで測ったりして調べるとして、必要な材料をどうするか。初めての場合は直接ホームセンター等に行って自分の作りたいものを係りの人に伝えて、何が必要になるか聞いてみるのも一つの手だと思います。
知り合いにインテリアに詳しい人がいればそれで解決です。が、基本は自分でやる、考えるということです。
当然これもネットの力を借りて、似たような家具を誰かが作っているかもしれないので調べます。YouTubeにもたくさんの人がDIY動画をアップしていますし、なんとかなります。
ネットに何も情報がない場合、あとは勘で進めましょう。自分が今まで経験したことと、中学生時代に「技術」の時間で習った記憶でなんとかするしかないです。意外になんとかなります。
ただ、強度についてはしっかりとしたものを作るために考えたほうがいいです。怪我や事故につながる可能性があることをよく理解してください。強度の出し方はネットでも見つけることできるので、よく調べましょう。家に住む人の安全のためです。
初期投資が必要な工具はとりあえず100均で。
今、100均は本当にすごいです。実際、100円じゃない商品が多数でてきてもいますが、それは気にしません。
また、その安い商品を作るためにいろいろと思いを馳せなければならないのかもしれませんが、今はとにかく、自分のことすらいっぱいいっぱいなので考えないことにします。使えるものはありがたく使わせていただくことにします。ありがとう、100均。
100均に行けば最近はDIYコーナーもあります。そこに行けばとりあえずのものを作る道具は揃います。質は確かにお値段以上ではありませんが、何回かは普通に使えるはずです。そこから必要に応じて電動工具を買い足し、自分の技術力に合わせて購入していきましょう。
ただ、ドリルとドライバーが付いている電動工具はあったほうが絶対に良いです。これがあると無しでは時間の使い方が倍以上変わってきます。
電動ドライバーは中国製であればドリル付きのフルセットで2000円くらいからあります。ドリル機能は絶対にあったほうがいいですよ。木を加工するときは絶対に必要なんで。それと、国産のしっかりしたものであれば8000円くらいからあります。長い目で見るなら国産が良さそうです。ただ、我が家は中国製のどこのメーカーかもわからないコードレスタイプのものを7年くらい使っています。そろそろバッテリとかが怖いです。(汗
資材はホームセンターか、ネットで。
仕様が決まればあとはホームセンターで木材を選び、必要な寸法でカットしてもらいます。
今はネットで注文できるところもありますので、近くにホームセンターがない場合でも簡単に木材を入手することができます。安上がりなのは、必要の無くなった家具の再利用や、すのこを買ってきて色を塗って利用するという方法です。
特にすのこはそのままでも使えることもあるし、軽いので加工もしやすいので初心者には優しいです。
木材は本気になればなるほどいい木材にしたくなるものです。が、僕はあくまでもコスパ重視。外見がいい感じになればいいだけなので、見えないところは最低限の仕様で製作します。ちょうどおぼっちゃまくんに出てくるビンぼっちゃまみたいな。
東京ディズニーランドのシンデレラ城みたいな。そんな感じでいいんです。
いいんです。
塗装、組み立ては時間と場所を考えて。
一軒家はともかく、今では賃貸でもDIYで、好きな壁に変えたり、壁に棚を付けたり、家具に色を塗ったりする方法がたくさんあります。そこで気になるのは”作業時の音”です。
賃貸やマンションは特に気を使わなければなりません。一軒家でも、ご近所様の迷惑にはならないような時間を選択して作業しましょう。
午前中は夜勤で朝帰ってきて寝てる人がいるかもしれません、午後はお昼寝する子供達がいるかもしれません、夜は当然作業はしないほうが良いでしょう。
あれ、ここまで考えると作業できる時間なんてないですね。まあ、そこは周囲の環境を良く理解した上で、人様に迷惑をかけないような時間をチョイスして作業をするようにしましょう。ノコギリの音、トンカチの音、結構響きます。気をつけましょう。
塗装についても注意が必要です。ベランダで乾かそうものなら、お隣さんへ塗料の独特な匂いがかなり流れていきます。冬場であれば扉を閉めきっているでしょうから、さほど迷惑にはなりませんが、夏場は注意が必要です。
タバコの煙と同じくらい辛いものがあります。密閉した自分の部屋で乾かすのも危険なのでやめたほうがいいでしょう。最低限、換気扇は回しましょう。外へ匂いが出て行くので、自宅を取り巻く状況をよく考えて作業を行います。
ぼくは田舎に住んでいるので、夏場作業で大きな音を出す場合でご近所に迷惑がかかりそうだなってときには、誰もこない場所まで車で移動して、作業することがたまにあります。車でピューっと行って、パーっと作業して帰ってくる感じです。自転車でもすぐいけちゃいます。でも、周りには家も畑もないってような場所です。こういうときは田舎が良い。というか、むしろそこまで気を使わなくても誰も気にもしていない感じの場所なんですけどね。でも賃貸なので、大きな音は避けます。
トンカチ(金槌)も家で使わないです。基本はネジですね。ヤスリはひたすら手でかけます。電動のは買ったんですが、音が大きいので・・・使ってません。(泣
まとめ
とにかく、まずは家具の形大きさを決めて簡単な設計図作ってホムセンと100均に行く。
あとは設計図通りに組み立てる。
完成したときの達成感と、完成した家具を見ながらのビールは最高の一言。「良い仕事しましたねぇ。」と自分に言いたくなる。
塗装も入るとそれなりの時間がかかってしまうし、大きくなればなるほど大変な作業になる。しかし、それでも自分で作り上げた世界で一つだけの雑貨です。かなり思い入れが強くなるし、大切に使うようになります。
何より、コスパが良い。(お金がないの前提なので、時間は度外視します。
いつかはDIYをやめて、好きな家具を買いたい・・・