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収納がない家!賃貸でもできる簡単DIY。収納用自作ロフトの作り方【後編】

前回→収納がない家!賃貸でもできる簡単DIY。収納用自作ロフトの作り方【前編】

 

さて、前回は資材の調達まで終わりましたね!

実は、ここである作業を行う場合があります。それは「サンディング」と「塗装」です。サンディング(やすりがけ)は木材の表面をなめらかにします。塗装は部屋の雰囲気に合わせて好みの色に変えたり、オイルを塗ることでしっとりした雰囲気など出すことができます。

今回、ぼくは両方しないことにしました。大型で、あまり人目につく場所に設置しないので余計なコストはかけないことにしました。

ちなみに、小型の家具などは、ワトコオイルが好きでよく使っています。

では方針も決まったので、組み立てていきましょう!構造は、机やテーブルの巨大版みたいなものです。

 

組み立て

組み立ては基本的にプラモデルと同じです。子供の頃にプラモデルを作ったことがある人なら誰でもできます。

が、持っている人はいいのですが組み立てに必要な工具や材料を入手しておく必要があります。

もう最近のDIYブームで工具については基礎知識があると思うので、また別の機会に記事にしておきます。検索ワードとしては、「電動ドライバー」「電動ドリル」「インパクトドライバー」などですね。

今回作るものはインパクトドライバーが良いです。そして使うネジはコースレッドの4.2✖️75をします。

マスキングで番号をつけよう

マスキングテープを貼り付けて、各木材に番号をつけました。これはどれがどこに使用するものかわかりやすいように、また間違えないように貼り付けています。頭の中でできる場合もありますが、作業中にうっかり異なる木材に穴を開けたりしないようにも、この作業を行います。

LOFT番号

番号とアルファベットで設計図上のどのパーツかを判別していきます。上とか下とか書いているのは、穴を開ける向きや位置を間違えないためです。右と左で位置がずれたりするので。

必要な場所に穴をあける

どうしても構造的にビス(ネジ?)が打ち込めない箇所があります。今回は4本の柱に長方形の木枠を乗せるような構造にしています。ちょうど足が長いテーブルのような構造にしています。

そのため、木枠と足をビスを打ち込めるように穴を開けます。貫通させずに、木材の中心まで掘るという感じです。とにかく専門用語とかわかんないのでとりあえず見てください。これ↓

堀DSC_0291

 

 

大体半分くらいの深さまで掘りました。2×4材なので深さは44mmくらいを意識して適当に穴あけてます。ちなみに、これは上に乗る木枠の部分です。(テーブルでいうと天板みたいなもの)

必要な箇所にどんどん穴をあけましょう。

注意:上と下、表と裏を間違えないように気をつけましょう。

ビスを打ち込む

さて、お次はビスを打ち込む工程、本当の組み立てです。大きいものなので倒さないように気をつけながら作業を進めます。

通常、ビスを打ち込む前にドリルでビスよりも細い穴をあけます。そうすることによって木材の割れを防ぐことが出来ます。

ぼくの場合は、今回はただ収納を増やすだけの目的であって、見た目は二の次であることから直接穴をあけずに進めることにしました。

DSC_0296↑丁寧にやらないと、こうなります。割れちゃいました。まぁ、今回は良しとします。

そんな感じでどんどん組み立てる

DSC_0294

↑上に乗せる木枠部分

DSC_0295

↑木枠は一度よけておいて、足の部分を組む。

DSC_0297

↑木枠を乗せてドーン。あ、なんか形になってきた!

 

完成!!

どうでしょうか、ついに完成しました。いやー、やり遂げた感がハンパない。ここだけの話、作業中の汗もやばかったよ。

DSC_0303

↑コストを抑えるためにベニヤ板をチョイスしました。本当は板張りとかにしたかったんだけどね。まぁ人が乗ったりしないので十分。

DSC_0300

↑下から除いた絵。左端のベニヤが切れているのは、切る寸法間違えたから。まぁ、つぎはぎでも荷物くらいなら余裕なので良しとします。

DSC_0307↑上から見た絵。天井から600~700mmくらいでしょうか。衣装ケースとか、箱とか、余った木材とかなら全然OK。強度的には、9歳くらいまでの子供なら全然乗れるかんじ。

補強について

2×4材は様々な補強金具も販売されています。また、接合についても今回のように木材同士をビスで留めていましたが、金具で固定する方法もあります。

↑こんなのとか、こんなの↓

で、今回製作するにあたって補強金具は買ったんですけど、十分強度あるので使いませんでした。一部T字のところにだけ使いました。

DSC_0302これ。ただ、ちゃんとしたビスがなかったのでこれまた手持ちの変なビスつかって適当に留めています。床側からも穴掘ってビスで留めてるから、問題なしとします。

本当はこうやって使うんだけどね。気にしない気にしない。

simpson

まとめ

どうだったでしょうか。作業時間は、半日でした。安くて良いものを考えているので、とにかくコストを意識しています。今回使用したビスだって1箱280円で400本入り。木材だって一本あたり何百円で買えちゃいます。ホームセンターで1カット50円だとしても、何本か合わせて切ってもらえば500円もしないんです。

最終的にかかった費用は、8000円くらいです。

当初、ロフトベットを買おうか考えました。じゃあロフトベットの価格はいくらでしょう?

大体18000~80000円くらいですよ。今回の2倍以上かかりますね。しかも、安物はパイプなのでダサい。そして部屋の幅に合っていないし、収納だけで考えると低すぎるんですよ。まぁ、そこはベットだからしょうがないとしても。

ということで、今回は2×4材で作ってみて大正解だったわけです。見た目をもっと良くしたい場合は、簡単にできます。足に板を張って壁を作れば、棚を作ったり、フックを使ってリュックを掛けたり、ライトを吊るしたり・・・・

拡張性は無限ですね!ちょっとずつ必要に応じて機能をつけ足していけるのもDIYの魅力じゃないでしょうか。ぼくはこのあと、足に板を張って楽器をぶら下げたり、棚を作ったり、フックを付けてリュックを掛けたりしようと考えてます。

ただ、ひとつだけ問題があるんです。

部屋から出すには、解体するしかない・・・

これ、壁ビチビチに作った結果です。ビンの中に作った船状態でした。

木製帆船 ボトルシップ 日本丸

 

 

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